ハナビル株式会社

競売について

弊社の仕入れ先としては勿論、お客様のマイホーム購入、不動産投資の仕入としての競売代行業務を行っております。

昔と違って、現在の不動競売は法整備も進み、開かれた不動産市場となり、一般参加者も増えました。しかし、そうは言っても通常の不動産取引の様に消費者保護という観点から法律で守られた取引はありません。重要事項説明や契約は勿論、鍵の引渡等もなにもありません。

不動産取引に慣れていないお客様にはちょっと厳しいですよね。そこで当社は競売に２つの方法をご提供しております。

任売（任意売却）とは、ここでは破産案件や差押え物件に対し、不動産競売に至る前の段階で任意に売却する場合のことを言います。

任売は競売になる前の状況で売買の成立を目指すものですが、抵当権の解除等金融機関などの交渉やスケジュール調整などが大変です。しかし買う側としては競売の様に競争入札ではない分、事前に買える価格を決められるという事が大きな違いです。勿論、通常取引ですので事前に調査もできます。

入札前に金融機関での仮審査を行い、金融機関の規定により仮承認をもらいます。
その後、入札し、最高値買受人（落札者）となれば、金融機関に正式申し込みを行います。
その場合、裁判所にローン利用を書面で申立てます。

まず「任意売却」は経済的に苦しくなった方のための非常手段として用いられます。

ですので価格が安いことからよく誤解されますが、過去に自殺や事故のあった物件ではありません。また得体の知れない占有者に占拠されているようなことはありません。

競売物件の入札手続を行う際には、保証金を支払わなければなりません。

保証金は最低売却価格の２割とされていまから、最低売却価格が１千万円の競売物件に必要な保証金は２００万円となります。

落札人となった場合、保証金は代金の一部に当てられ落札できなかった場合は、もちろん返還されます。